整備スキルがなくても車の不具合がなく、予備検査場を利用すればユーザー車検が可能です。

基礎知識①車検の仕組み、必要なものはある?

車検標章車の維持費で大きな負担になるのが車検です。

 

ディラーや整備工場に依頼すると、諸費用込で10万円を超えることもありますが、ユーザー車検を行えば最低限の諸費用プラスアルファで済みます。

 

不具合さえなくて予備検査場を利用すれば、整備スキルがなくてもユーザー車検は簡単にできます。
車検の仕組みと、ユーザー車検をする場合に必要なものをまとめました。

 

 

車検が必要な理由

車は経年劣化や走行による摩耗で不具合が発生します。

 

整備不良の状態で公道を走ると、事故を起こしたり排ガス装置の不具合で環境汚染をするリスクが高まります。
そこで、車の区分に応じて定期的に公的機関(陸運局や指定工場)で不具合がなく保安基準に適合しているか車を検査するのが車検の目的です。

 

また、車検加入時には自賠責保険も車検満了日以降まで加入するするルールになっているので、車検をすることで無保険車両をなくし被害者救済をする効果もあります。
車検は安全に公道を走るために必要なことなので、車検切れで公道を走ると一発免停など厳しい罰則が設けられています。

 

 

車検に必要な料金

車検時に必要な料金は以下の通りです。

  • 自賠責保険★ 25,070~25,830円(乗用車24ヶ月)
  • 重量税★   6,600~41,000円以上(乗用車2年)
  • 印紙代★   1,100円~
  • 法定24ヶ月点検  2~3万円
  • 検査費用  1~1.5万円
  • 部品交換工賃 1~5万円以上
  • 代行料    1万円前後
  • 下回り洗浄  1万円前後
  • 消耗品交換  必要部品による

★のついた3点は法定費用になり、ユーザー車検でも必ずかかります。

 

軽自動車なら法定費用32,770円のみでユーザー車検を通せる場合があります。
車検時に受ける法定点検は、道路交通法上義務付けられていることですが、法定点検を受けなくても罰則はありません。

 

 

車検に必要なもの

車両、車検証など必要書類、名義人の印鑑、納税証明書(継続検査用)の4点があれば整備不良がないことを条件に車検に通ります。
オイル漏れやライト切れなどの不具合のほか、タイヤの残り溝など消耗品の状態を確認しておきましょう。

 

検査は保安基準に沿って走行機関やメーター、灯火類全般をチェックします。

 

検査ラインの中で落ちやすいのは、ライトの光軸とタイヤ角度によるサイドスリップです。
ユーザー車検を行うときは運輸支局の周辺にある予備検査場を利用すると便利です。

 

 

予備検査場とは

タイヤ点検車検場と同じ検査設備を持ち、車検を受ける前に確認や調整を行います。

 

光軸やサイドスリップを適正な設定にしてくれるので、予備検査を受ければ一発で車検に通ります。

 

部品交換しないといけない不具合があると予備検査場では対処できないので注意しましょう。
希望すれば予備車検場で新しい自賠責保険を切ってもらうこともできます。

 

予備車検場の料金は総合検査と調整で3~5千円ほどです。
法定費用と予備検査場の料金さえあれば、ユーザー車検を行うのは難しくありません。